コットン(綿)の生地の特徴とは?

コットン(綿)の生地の特徴とは?
弊社は安価かつ小ロットでの製品作りを目的とし、15年ほど前から中国に自社工場を所有しています。そこでは日々さまざまな素材で縫製品が製作されています。
今回は天然素材であるコットン(綿)についてお伝えしたいと思います。
目次
Act.1 コットン(綿)とは
Act.2 コットン(綿)の特徴と用途
Act.3 コットン(綿)生地の種類
Act.4 弊社のオリジナル縫製品コットンバッグについて
Act.1 コットン(綿)とは
綿の栽培と利用は非常に古くから行われており、日本で綿が普及したのは戦国時代にさかのぼるといわれています。綿は「アオイ科」に属し、綺麗な花を咲かせます。
花が咲いた後2~3日で花は萎み、50~60日かけてコットンボール(実)が成熟し、はじけるように破れて中から白い綿繊維があふれ出ます。それが綿(綿花)です。綿花は世界70カ国以上で栽培されており、最も身近な繊維です。
Act.2 コットン(綿)の特徴と用途
特徴
メリット:肌触りが良い。吸水性に優れている。熱に強くて丈夫である。染色性に非常に優れている。
デメリット:縮みやすい。シワになりやすい。長時間日光にさらすと黄変しやすい。
Act.3 コットン(綿)生地の種類
コットンの生地の中にはシーチング、キャンバス(帆布)、デニムといった種類があります。
デニム、キャンバス(帆布)は厚手の生地、シーチングは薄手の生地というように種類により厚みが異なります。
キャンバス生地は帆布(はんぷ)とも呼ばれるコットンや亜麻で荒く織られた生地です。
厚手で丈夫、耐久性とハリがあるキャンバス生地・帆布は、バッグや靴の生地として多く使われています。
シーチングは比較的太目の糸を使い、粗目に織られた生地でシーツに使用されたり、生地屋さんの仮縫い生地などにも使われています。
厚みはさほどなく耐久性も若干低くなりますが、価格がリーズナブルなため、大量に製品を作る場合に向いています。
デニムは、縦糸にはインディゴブルー、横糸には白の糸を使って綾織りにしたものです。
やや厚めで斜めのラインが特徴、生地がやわらかくて丈夫、耐久性もあり、傷みにくいのでジーンズやジャケットなど幅広く使用されています。しかし、最近のバッグトレンドではデニムも人気素材となっています。
Act.4 弊社のオリジナル縫製品コットンバッグについて
当社は主に販促用の廉価なコットンバッグを製造しておりますが、販売用も生産ラインを変更してお受けしています。※販売用には生産地の記載が必要となります。
また、生成り生地はもちろんカラーの綿生地も多数ご用意しております。
小ロットの場合は弊社の指定生地の中からご希望に近い色味の物をお選び頂く事になりますが、ロットが多ければ指定色に染めあげることも可能です。
また小ロットでの生成り×カラー生地、生成り×デニムなど組み合わせも弊社なら可能です。
コットンバッグは昔から販売用、ショッパー、各種イベント、雑誌の付録など多数採用されてきました。風合いも良く使い勝手も良い素材なので、貴社のPRに最適かと思います。
この機会にMAXY'Sでコットンバッグを作ってみませんか! ?